しどろもどろ

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どこか行った・日頃なんとなく考えた事などを適当に書いています。


富士山麓で涼みたい夏

 こんにちは。段々暑くなってきましたね。

日差しも、もう夏っぽい色になってきています...

 

 今年の夏がどうなるかはわかりませんが、できる事ならほどほどの暑さで勘弁してほしいですね。

 

 

 

 そういえば以前、山梨にある鳴沢氷穴富岳風穴を軽く紹介しました。

 

6lan.hatenablog.com

 

 富士山の周りには火山活動によってできた洞窟が他にもたくさんあります。

 今回は、昨冬に行った駒門風穴の紹介をしたいと思います。暑いので。

 

 

 

まずは...

 

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ご存知、富士山。

 立ち寄った近くのコンビニから撮影しました。この写真はあんまり良い出来じゃなくて申し訳ないのですが、「なんか綺麗」って事は伝わってくれると思います(伝われ)。

 さすが世界遺産。日本の象徴。春夏秋冬で見事に顔を変えてくれるっていうのも、日本らしくて良いですね。

 

 

入口は...

 さて、本題。

今回の目的地は陸上自衛隊・駒門駐屯地のすぐそば、住宅地の真ん中にいきなりにあります。

 住宅地だからか、入口は割と簡素で、観光地という感じはあんまりしませんでした。(住宅地といっても、地方の宅地なので住宅密集地ではなく、住宅が点在している感じですね。)

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入口・受付。

もっと引いて撮れば良かった。後ろに見えるのは民家です。

 

料金は

大人:300円、中高生:200円、小学生:100円、未就学児:無料

 

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入口。

 

 中に鳥居が見えますが、異世界というかなんというか、今でこそただの「自然現象」ですが、昔の人達からすると祀る対象になったんだろうなぁ。

 

 

入るよ

 受付でお金を払い、鳥居をくぐるとすぐに風穴が見えてきます。

 

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実際見ると、結構な迫力です。

  いっつも思うんですけど、ここに限らずこういう岩って今すぐにでも崩落しそうじゃないですか。でも何千年、何万年っていう単位で崩れていないんですよね。物理ってすげえ。自然ってすげえ。こりゃ祀るわ。

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内部の図。

 およそ100年前に天然記念物に指定された模様。現在の公開部分は本穴160m、枝穴45mですが、ここの近くに住んでいた知り合いの情報によると、昔(40~50年ほど?)は「立入禁止なんて無かった気がする」とのこと。

 

 さて、それではぽっかり空いた穴に入っていきます。

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足元注意。

 入口は階段状にある程度整備されていましたが、下りきってしまうと非常に悪い足場が出現。注意したほうがいいですね。

 

なか①

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入口付近から。

これ、進めるの?

 

...進みます。

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少しずつ進みます。

とにかく足場が悪い。怪我には十分注意したほうがいいですね。

それと、ここら辺は天井も高いので、閉所恐怖症の人にもそれほど影響しないかも。

 

 

 ちなみに、私以外に観光している人は誰もいませんでした...

照明がかなり整備されているとはいえ、薄暗い中で水が流れる音、滴る音、自分の足音、吐息の音。これしか聞こえないというのは、それなりに孤独感を感じました。

 

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一人だとちょっと怖い。

 

 

そうこうしているうちに立入禁止エリアに到着。

立入禁止といわれると、むしろ入ってみたくなるのは私だけではないはず。

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立入禁止。

 

 他に人がいないという事で、フェンスを乗り越えてみた!

...流石にそんなことはできないので、のぞき込む感じで。

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先は真っ暗。

この先はどうなっているのだろうか?という好奇心が7割、真っ暗で怖いな、という恐怖心が3割。

昔は本当に入れたのかね。だとしたらうらやましい限りです。

 

さて、引き返して枝穴の方に向かいます。

 

 

なか②

 

枝穴の入口です。子供の落書きみたいな字だな...

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見づらくてすみません。

 そしてこの穴ですが、入口部分は頭上注意とかいうレベルじゃないです。成人男性は四つん這いにならないと入れないレベル。小さな子どもがしゃがんで通れるかな...?って感じですね。

 地面がビショビショに濡れていたので膝をつくわけにもいかず、何とかくぐりぬけます。

 

 

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枝穴の様子。

 枝穴は入口部分が低いだけで、進んでみると普通に立ち上がれる高さになりました。(それでも低いですが)

ちなみに看板には

“「波状紋」
足もとに見られる波型の
凹凸は、波が寄せているようで
ある。溶岩が押し出されたあとに
できた奇景の一つ。”
 と書いてあります。

確かに波みたいですね。メチャクソ歩きづらいです。

 

 

そしてこちらも立入禁止エリアの奥。

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岩で奥が見えない...

 

こちらはあまり奥まで見られなかったです。 ただ、やっぱり奥に何があるのかとか、どうなってるのとか、気になりますね...

 

ここではかなり割愛しましたが、波状紋の看板のような説明書きが各所にあって、色々興味深かったです。 

 

 

そんなこんなで、一通り見たので退却。

 

 動物の本能なのか、明るい出口が見えるとやっぱりホッとしますね。

 

 

まとめ

 前述したように訪れたのは冬。

気温が10°Cくらいの日だったので、外と中であんまり温度の差は感じなかったのですが、夏に訪れれば、おそらく涼しくなれるんじゃないでしょうか。(適当)

 

 しかし、山ってすごいですね。見たり登ったりという直接的な利用にだけでなく、不随して出来上がった色々なものでも楽しむことができます。

 

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 無理矢理画面に収めた。富士山、いいなぁ...

 

 最後に余談ですが、実は私は断然、富士山は静岡県側から見るのが好きだったりします。

 

 

 

 

以上、おしまい。

 奥を見たかったという事しか書いてない....

 

 

 


 

※所在地が「住宅地」といってますが、土地利用図等で調べたわけじゃないので厳密にいうと違うかもしれません。ご容赦。(でも周りが民家だったのは本当だよ)