しどろもどろ

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どこか行った・日頃なんとなく考えた事などを適当に書いています。


夢の銀翼に資本主義を見た

こんにちは。すっかり寒くなってきてしまい、暑かった夏がすこしだけ恋しいです。そろそろ年末の声も近づいていますね。

そんな12月ですが、私は寒さから逃れるように南下。沖縄の少し西、台湾にいってきました。

 

 

今回、台湾にいくにあたってバニラ・エアを利用しました。詳しい方はすぐにわかるかもしれませんが、バニラ・エアは格安航空会社(LCC)に分類される航空会社です。

飛行機には何度か乗ったことがありますが、ANAなどの従来の航空会社ばかりで、LCCは今回が人生初です。本頁はその覚書みたいなもの、ということで。

 

 

LCC(Low-Cost Carrier)について

LCCも国内でかなり浸透していますので今更まとめる意味もないでしょうが、おさらいということで。

 

安い

→やっぱりこれに尽きます。我々消費者にとって一番大きな特徴です。同じ行先なら、少しでも安い方がいいですよね。ローコストなキャリア。安さは正義。偉大。

 

各種サービスが有料

→運賃が安い代償といいましょうか。機内食、ドリンク、荷物預かり等が有料になっています。今回は荷物は預けませんでしたが、機内で250mlの水を200円で購入しました。

 

席が狭い

→安い運賃で儲けようとすると、一便に多くのお客さんを乗せる必要がありますよね。

LCCの多くの便は中型機にちょっと詰め気味に座席を配置してあります。

 

ファーストクラス、ビジネスクラスが無い

→ 一律でエコノミークラスです。

 

 超・簡単にですがざっとこんな感じでしょうか。難しい用語とかを使うとLCCについてだけで2記事くらい書けちゃうので、このくらいで。

重要なのは、とにかく安い。代わりに我慢するところがある。という事です。

 

 

第3ターミナルへ。そしてチェックイン。

御託はこれくらい。実際に乗ってみた。 

私の移動の都合としては羽田空港松山空港の便が良かったのですが、時間的な都合から成田空港ー桃園空港の便を選択しました。

 

成田空港にはLCC専用の第3ターミナルがあります。しかし、電車で行くと第2ターミナル駅しかないので、しばらく移動することになります。

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 いきなり700m。地味に遠く感じる距離です。

 

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 運が良ければ第3ターミナル行きのバスに乗れます。私がバス停の横を通り過ぎようとしたときに丁度バスが到着。折角なので乗りました。

 偶然座れましたが、結構混んでいたので待つ&立つくらいなら歩いちゃったほうが楽かも。

 

第3ターミナルに到着するとすぐにチェックインカウンターがあります。規模こそ小さく簡素ですが、比較的新しい建物だったので綺麗で、コンビニやフードコートもあったりと利便性に問題はなさそう。(写真を撮り忘れてしまった...。)

 

 今回利用したのは国際線でしたが、端末でのセルフチェックインも利用できました。預ける荷物も無かったので端末で済ませてしまおうと思ったのですが、私のパスポートの有効期限が残り3カ月を切っていたので、カウンターに行ってくださいと弾かれました。

 

カウンターでの対応ですが、安いからといって受付の態度が...とかは全くありませんでした。対応してくれたスタッフの方は新人さんぽく、後ろにベテランのお姉さんも付き添っていましたが、ちょっとした質問にも笑顔で対応して頂けました。

 

 

 今回、手荷物の重量制限が7kgだったので、ちょっとしたお土産のマージンも考慮して5kgに調整したのですが、列に並ぶ時におっちゃんがパッと見てすぐに持ち込み許可のテープを貼ってくれました。つまり、サイズ・重量計測はかなりザルでした。プロの成せる技なのでしょう。

 

そんなこんなでチェックインは無事終了。端末でセルフチェックインした場合はレシート紙のペラッペラのチケットが発行されるので、そっちを使われる場合は無くさないように気を付けてくださいね。

 

 

 

○○に乗りました。

 チェックインを終えて、難なく保安検査も終了。搭乗時間が来たので、颯爽と乗り込みま

す。この時って否が応でもワクワクしますよね。

せん。チケットを見せてゲートをくぐると、

 
目の前にバス。

 

そっか。コレで台湾まで行くんですね。

 

そんなこんなで到着。

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ....嘘です嘘です許してください

 

一部の便は飛行機をターミナルから遠い場所に止めておいて空港の使用料を安く抑えるという手法を取っています。(不便な分、安いんです)

なので、バスで乗客をターミナルから飛行機の場所まで連れて行ってくれました。

正直、時間はかかるしいちいち乗り換えるのも面倒なのですが、乗り物好きの方はこの時間も結構楽しめるんじゃないでしょうか。

飛行機は勿論、空港で働く車も間近に見られます。私自身も最初は「めんどくせぇ...」と思っていましたが、かなり楽しんでしまいました。

 

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適当な写真ですが雰囲気だけでも...。

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コレも適当ですが。左端にタラップが見えます。

 

さて、タラップを上り搭乗。生身の飛行機とここまで近づけるのもLCCの特権(?)でしょう。普段はせいぜいボーディングブリッジの窓越しですからね。

 

座席は...?

 

機内ですが大きく3つ違いがありました。

シートがファブリック(布)ではなく人工皮革のカバー。

→これは掃除を簡単に済ませるためでしょうか。見た目以外に、特筆することはありませんでした。

 

ディスプレイがない

→ディスプレイがない代わりにat homeの広告がありました。二重にコストカットですね。大手航空会社の国際線は前席の背面のディスプレイで映画やゲームなどが楽しめますよね。

 

せまい

→前述の通り狭かったです。

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身長180cmの私が座るとこんな感じです(ホコリは見ないでね)。結構深く腰掛けてコレです。前席との間は指をねじ込めば入るくらい。ポケットに何か入れると更にきつくなってしまいます。前席の方が座席を倒してこないことをひたすらに祈りました。

 

 

まとめ(まとまらない)

 そんなこんなで台湾到着。滑走路の渋滞で離陸はちょっと遅れたものの、到着は定刻通りでした。詳しくは割愛しますがCAさんにもちょっとした神対応をしていただき、また全体的な流れも滞りなく、総じて満足な移動だったと思います。安いしね。

 

ただ、座席の狭さ。かなりキツかったです。

比較的近場の台湾とはいえ3時間以上固まっていたので非常にくたびれました。ネガティブキャンペーンのつもりはないですが、LCCの国際線はもう利用しないと思います...。

ただ逆に、1時間やそこらの時間なら耐えられそうなので、

 

国内線での選択肢としては全然アリかな、と思いました。

 

 

...まあ「無事に行って帰ってこられた」、これが一番重要ですね。

 

 

 

おしまい。台湾のことも書けたら書こうかな。

 

 


 

※パスポートの残り期限ですが、台湾の場合は向こうにいる日までの残存期間があれば渡航できます。他国だと3か月以上の期間が残っていないと渡航できないところが多いので、パスポートを忘れないのは勿論ですが有効期限もチェックしてみて下さい。あとはビザの要不要もね。

 

※一応書いておきますがここに書いた情報は私の予測とかも入ってますし、例外も多々存在します。間違っているかもしれません。CAさんとの合コンで得意げに話して恥をかいても責任取りません。